忘年会から新年、そして仕事始め、新年会…暴飲暴食、体重倍増?!の季節になってきました。
おめでたい席でのお酒は断りにくいかも。でも、せっかくのお酒も、二日酔いになってしまっては、楽しさも半減してしまいます。今日は、二日酔いに効くという観点で、食材を捉えてみたいと思います。
漢方では、二日酔いは、水分代謝と関係があるとみることがあります。
・くらげ
・はくさい
・ゆず
・なし
・バナナ
・グレープフルーツ
・はまぐり
・しじみ
この中でも、「しじみ」は、俗にいう「酒毒」を取り除くはたらきがあると言われています。
五味:甘、鹹 五性:寒 帰経:肝、腎
肝の機能に作用しますので、お酒が大好きな方にもオススメ。
五性が寒ですので、飲酒により体にこもる熱を冷ましてくれる効能があります。また、帰経が腎ということもあり、利尿にも作用します。ということは、熱を冷まし、酒毒を排出しやすくしてくれる=二日酔いを予防する!という方程式が成り立ちますね!
お酒を飲んだ後、翌日などに、しじみの味噌汁を味わってみてはいかがでしょう?
もう一つ、ゆずもオススメです。
五味は甘、酸 五性は涼。帰経は肝と脾です。
こちらは、帰経が脾ということもあり、飲酒による胃もたれ、なんとなくの不快感に作用します。
涼性ですので、こちらも熱を冷まし、気の流れを整えることによって、二日酔いのむかつきに効果があります。
ぜひお試し下さいね!